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さあ 次は象牙の多層細工球ですね。 これについては事前の情報が無くて何処にあるのか判りません。 何と言う呼称が正式なのかも判らず 仕方が無いので館内のアテンダントさんに「アイボリーボールはドコデスカ?」 と聞いたら通じました(^^;)
304号室だったかな。 そこには超絶技巧の細工物が集められていました。 これはgogleさんのキャプですが 実際はもっと室内中央にあった記憶が。 ただもうこの時点で室内は満員状態です。 さらにはgogleの写真の通り この多層球の上にも化粧の細工物が嵌る様になっていて これは紫禁城でも取り扱い注意だったに違い有りません。 おそらく完全なるセットで直立して置いて置くのは無理なのではないでしょうか。 ■ 故宮象牙多層球とは 清 十九世紀作 広東 鏤彫象牙雲龍文套球 象牙球の製作は、まず材料となる象牙を旋盤で球体に整え、表面から球体の中心に向かって均等間隔に十四の円錐形の穴をあけた後、直角に曲がった鈎を用いて内側から外側へと自在に動く球を一層ずつ彫っていき、最後に各種装飾を施して完成となる。十九世紀に広東地域の象牙彫刻職人が製作したこの象牙球は直径が約12cmで、表面には高浮き彫りの九匹の龍が雲間を縫っている。内側の球には各種透かし彫りの幾何学文様が施され、球は全部で二十四層になっており、各層とも自由に回転させることができる。この象牙球には受け皿のついた象牙の台座に乗っており、帽子掛けを思わせる。台座底部には同じく雲龍文が彫刻され、その上には八仙人の透かし彫り、中央には九層の雲龍文の象牙球があり、その上の短い円柱には山水や人物が彫られている。精巧を極めた細緻な彫刻と複雑な手法により製作されたこの象牙球は、清代晩期における象牙工芸の代表作と言えよう。 (故宮HPより抜粋) 現代ならリューターや旋盤などの現代的な工具を使って時間的には早く完成しそうですけども 一刀彫の先生よろしく手作業の刃物でこれだけの物を掘り込むとは恐れ入りますよホント。 そちらかといえばミーハーな当方にはこの作品の方が白菜・角煮よりも 製作者の執念が判ると申しましょうか 凄いね感は明らかにこちらの方が上でした。 これは参考画像です 色目はもっと白いのですが 展示方法はこのカットが一番リアルに撮られてると思われます。 陶器ほどには無いにせよ象牙はやはり取り扱いは注意でしょう。 しかもこれだけ繊細な奴ですから。 今ではこの多層球を参考に類似な物が色々製作されている模様ですけども やはりこれがオリジナルでもあるし時代を踏んでる値打ちは何物もの及ばない存在感です。
by tugaruya1
| 2015-12-30 19:48
| 世界の美術館巡り
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